高知県馬路村を中心に、中芸地区でかつて活躍していた「魚梁瀬森林鉄道」の施設などを国の重要文化財へ指定する動きが、現在、活発に行われています。
すでに、現存するトンネル・橋梁・車両を中心に、専門家の方々のアドバイスを受けて、調査・研究が進められています。
森林鉄道に少しでも関わっていた方々から、話を聞く会合が、8月の馬路村から順次、開催されていますが、第3回目として田野町と安田町の方を対象にした座談会が10月23日(火)14時から17時まで、安田町文化センターで開かれます。
「わしらの元気やった頃を語ろう」というテーマです。
主催は、中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会で、今回の参加申し込みは、安田町教育委員会(0887-38-6815)と、田野町教育委員会(0887-38-2789)になっています。1回目の馬路村の座談会に参加しましたが、当時の営林署と森林鉄道従事者の方々との格差や、日々の暮らしの中での森林鉄道、事故の話など、これまで書籍などでは公になっていない話も聞けました。火曜日の座談会は、平日のため参加できる方は少ないと思いますが、当時の関係者の方々の年齢を考えると、貴重な話を聞けるのもそんなにないと思いますので、関心のある方はどうぞ。
(文責 浜田光男)