平成30年3月のダイヤ改正で、JR四国が所有する世界初の制御付き
振子式ディーゼルカー2000系特急型気動車の試作車TSEが引退し
ます。
土讃線の急カーブを高速で運行するために開発されたTSEは、
平成元年に土讃線の
特急『南風51・52号』『しまんと51・52号』
でデビューし、現在は予讃線松山~宇和島間で特急「宇和海」
として運行されています。この車両が土讃線に登場する際に試乗会へ参加したことがありましたが、ほんのこの前の感覚があ
り、若すぎる引退が寂しく感じます。
定期運行もあと10日間ほどになりましたが、JR四国は6月から
7月にかけて『さよならTSE』カウントダウン乗車ツアーを実施予
定とのことで、高知にも最後の姿を見せてくれるようです。
(文責・浜田光男)