
とさでん交通の外国電車として、1991年から高知で運行しているノルウェー・オスロ市電が、現地で運行していた当時の水色と白色の塗装に復元されました。現地では、この水色と白色の塗装で営業運行をしていましたが、その後、黄色と黒色のトラシマ模様に塗られた工事用車両になっていました。
高知で運行させるための大規模な改造工事の際に、ノルウェーに親しみをもってもらう目的もあり、車内天井にはヨーロッパ大陸の地図とオーロラが描かれ、車体を水玉模様に変更していました。この水玉模様は、ノルウェーに購入視察に行った際、廃車体を利用した現地の電車レストランが水玉模様のイラストだったことから採用されていました。今回の水色と白色の塗装は、現地で現役営業運行をしていた当時以来なので、かなり昔に戻されたことになります。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ノルウェー時代の線路は終点がループ式になっている関係で、運転席も扉も片側しか必要ありません。高知に来て増設したものです。正確には上の写真は電車の後ろ専用なので、運転席もない時代は白色一色でした。しかしながら、よくここまで塗装を復元したものだと、心から「とさでん交通」の関係者皆様には拍手を送りたいと思います。8日の鉄道の日イベントで、招待客を乗せて高知駅まで運行され、今後も、要望があった時に貸切用として運行されます。ぜひ、多くの皆様にも貸切でご乗車していただきたいと思います。
(文責・浜田光男)