先日ブログで報告した「LRT都市サミット」に続く形で、1月13日(土曜日)・14日(日曜日)に愛媛県松山市で「第13回全国路面電車サミット松山大会」が開催されました。
LRTサミットと一緒に参加している方も多く、俳優の六角精児氏による記念講演で楽しくなった気持ちのまま、まずは午後の伊予鉄道古町車庫見学からスタートしました。
全国から集まった参加者は、二つのグループに分かれ、車庫ならびに工場を伊予鉄道社員の解説で見学しました。
サミット実行委員会の幹事から、ヘルメット着用、車庫工場内の撮影自粛、団体行動の注意が行われた後、手押しトロッコ、大型旋盤、車両移動機アント、車検時の台車・機器類をバラした光景などを見ることができました。戦後の一時期に財閥解体のあおりで、住友の名前が使えない時に使用した「扶桑金属工業」の銘鈑をつけた台車、地下鉄で使用していた保線車、京王から移籍した電車の電圧の説明、市内線電車の方向幕LED化、新車導入による今後の予備車両の解説など、たくさんのことが勉強になりました。(残念ながら撮影自粛要請のため、写真はありません)
車庫見学のあとは懇親会に移り、全国から集まった参加団体の近況報告などで、おおいに盛り上がりました。
(文責・浜田光男)
写真は新車の5000形電車(上)・方向幕がLED化された2006号(中)・ANA広告車の低床電車2104号(下)