1月12、13の両日に、松山市立子規記念博物館で開催されたLRT都市サミットについて簡単にご報告致します。
初日はLRTに関する事例・制度紹介と、路面電車のある11の都市の市長、副市長などの代表による首長会議が開催されました。
高知市からも写真のように、吉岡副市長が現況や今後の見通し、新車の導入を含めた計画を発表されました。
各自治体の取り組みのうち、全体的にハード面での整備状況や計画の話が多かった中、個人的には、富山での、信用降車で問題が何も起きていないことや、そのほかのソフト面での施策について、興味を持ちました。
そして最後にサミット宣言が採択され、初日を終了しました。
2日目には「松山の鉄道歴史」が「これまでの取り組み」と「これからの取り組み」に分けられ、それぞれ伊予鉄、松山市により講演が行われました。
その後、俳優の六角精児氏による記念講演が対談形式で行われました。
今回のLRT都市サミットはこれまで同様に各自治体や事業者といった関係者以外にも一般参加の門戸が開かれ、申込後の抽選により参加できた一般招待者も講演や首長会議により、様々な支援施策や各地の取り組み、現状などを知ることができました。
特に俳優の六角さんの講演では、私たちのような鉄道好きとは異なるファンの方も多かったようで、そういった方々に公共交通の重要性をアピールできている感じがしました。
最後に、次回2019年度ののLRT都市サミットは札幌市で開催されることになりました。
(文責・田村事務局長)