高知県東部の中芸5町村が申請した「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」を文化庁が、日本遺産に認定しました。
西日本最大規模の魚梁瀬(やなせ)森林鉄道が縦横に走っていた中芸地区は、林業に代わる産業としてユズ栽培に力を注ぎ、全国一の生産量を誇る産地になりました。こうした歴史やユズ畑が広がる景観、ユズを生かした食文化が楽しめる魅力が評価されました。
関係する施設や高知県庁には、写真のような横断幕が飾られており、日本遺産を祝っています。
中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会の清岡博基会長は「これからが本番です。日本各地の方に、魚梁瀬森林鉄道のことをもっと知ってもらい、中芸地区に足を運んでもらうように、ビジターセンター作りや森林鉄道延長・復活などにつなげたい」と述べています。
詳細は、魚梁瀬森林鉄道遺産WEBミュージアム http://rintetu.jp/news.php をご覧ください。
(文責・浜田光男)